ある展示会で出逢った twine
オーガニックコットンのニット製品やストールなどの
しっとり弾力のある糸の質感に惹かれて話を伺うと
益久染織研究所という奈良に本社をおく
染物の会社が始めた 新しいアパレルラインとのこと。
糸、布、繊維製品の
企画から販売までを一貫して行う
益久染織研究所。
かつて一度も農薬や肥料を使用したことのない
自然の大地で育った綿花 手で紡がれたその糸。
大量生産、大量消費
産業の近代化が進む中
益久さんが大切にしているのは
たくさんの人の手を通し生み出される
「本当のあたたかいものづくり」
"物づくりの工程を理解していただかないと
その良さは目で見ただけではなかなか分かってもらえません。
手作業を大事にする私たちの仕事はいわば 80%の完成品
残りの20%は使ってもらう中で
だんだんと味が出て肌や手になじみ
体と一体となることによって 100%の完成品になると思っています"
(『益久研究所のあゆみ』より)
穿きこむほどに風合いが良くなるデニムや
柔らかく艶の増すレザーアイテム
これは経験済みですが
着用を重ねて味わいの深まるニットアイテム・・・
80%から100%へ向かう オーガニックコットン の
その変化をとても楽しみにしているのです。
だから今 結果は報告できないのですが
一緒に体感していきませんか?